SUBARUは国内の中堅自動車メーカーで、そのブランドには根強いファンが多くいます。
SUVに注力しているほか、トヨタとの提携のもと、電気自動車の共同開発にも乗り出しているほか、航空宇宙事業も手がけています。
SUBARUの採用情報や就活に当たっての対策などをみていきましょう。
SUBARUの募集職種と初任給など
SUBARUの募集職種は「技術系」「事務系」の2つに分かれています。
業務内容はそれぞれ、
技術系:自動車に関わる研究開発、生産技術、製造、原価開発、特許、アフターセールス等や、旅客機やヘリコプターの開発製造をはじめとした航空機関連の事業
事務系:人事、法務、商品企画、調達、販売、サービスなど。グローバル展開も
となっています。
初任給は総合職の場合、2020年度実績で
修士了:234,000円
学部、高専(専攻科)卒:212,000円
です*1。
選考フローはエントリー後、インターンや工場見学などがあり、ES提出、その後面接と進みます。
技術系に限り2つの「コース別採用」を実施しています。自動車コースと宇宙航空コースのどちらかを選びエントリーするという方式です。選考プロセスの途中で志望コースを変更することはできません。
SUBARUの意外な成り立ちと事業領域
SUBARUの事業は自動車部門と宇宙航空カンパニー部門の2分野です。
意外かもしれませんが、SUBARUは航空機メーカーから出発した会社です。
SUBARUの前身は1917年に設立された「中島飛行機」です。戦時下には主力戦闘機を次々と送り出してきました。
その後、平和産業へと転換し、企業分割などを経て1953年に系列6社が統合され「富士重工業」となり、ブランド名を社名として現在の「SUBARU」に至っています。
SUBARUのロゴマークに描かれている6つの星は、それまでの系列6社を「統べる」という意味も込められています*2。
1958年に「スバル360」で自動車メーカーとしてデビューし、現在は自動車が中核事業となっていますが、その成り立ちは航空機メーカーであり、航空機時代のアイデアや技術を自動車づくりに生かしています。
SUVに定評があり、多くのコアファンを持ちます。
もうひとつの事業である宇宙航空カンパニーの事業は、ボーイング777や787などの航空機の主要部品の製造を請け負っているほか、防衛庁向けの無人機の研究開発も行っています。
会社の歴史として知っておきたい点です。
SUBARUの求める人材や社風
SUBARUの採用コンセプトは「想いをカタチにできる人材」です。
具体的には、
自動車・航空機メーカーであるSUBARUのものづくりに強く共感し、そのものづくりを新しいカタチに進化させたいという熱い想いをもった方に入社して頂きたいと考え、このような採用コンセプトにしました。
熱い想いをカタチにしていく中で大切になる能力は次の3つです。 ・新しいカタチを描き出す「創造力」 ・最後まで諦めずにやり遂げる「バイタリティー」 ・周囲を巻き込むための「コミュニケーション力」 |
<引用 SUBARU 採用情報「求める人物像」>
ということが挙げられています。
面接では、自分の「強い想い」を自分の言葉で話せているか、が重要視されます。受け売りや浅いものではなく、かつ論理的に話を展開できるかどうかも重要です。
もちろん、それを何かカタチにしたことがある経験、そのときに問題にどうアプローチしたかなども話せると良いでしょう。
また、成り立ちが他の自動車メーカーと少し違うこともあり、SUBARUに対する明確な志望動機が必要です。上記のようなSUBARUの歴史、他社とは何が違うのかは研究しておく必要があります。
グローバル企業で、海外赴任の可能性があるため、見知らぬ土地や違う文化の中でも物事をやり遂げる粘り強さも求められます。「多角的な視点を持っているか」もポイントになっています。
社風としては、先輩・後輩関係なく助け合うチームワーク性の強さがあります。様々なプロフェッショナルが、ひとつの強力なブランドのもとに集まっているという雰囲気です。
若いうちから大きなプロジェクトに関わることのできる可能性を秘めているのもまた特徴です。
また、SUBARUの新卒採用サイトでは様々な業務につく若手社員の声(「若手社員が挑む、ここにしかない挑戦」)や社員紹介(「社員紹介」)、若手社員のアンケート(「若手社員が答える、SUBARUのこと」)など、が紹介されていますので、仕事内容や社内の様子、働き方を知る参考になります。
SUBARUへの就活で参考にしたい書籍やサイト
SUBARUの成り立ち、その原点や歴史について書かれたものとして
「スバル ヒコーキ野郎が作ったクルマ」(プレジデント社)
があります。
スバルの歴史から生まれるこだわり、生み出してきた製品、会社として大切にしていることなどがよくわかります。
採用情報サイトに事業領域などがまとまっていますが、コーポレートサイトからは以下を参照しましょう。
SUBARUのこだわりについて紹介されていて、将来像を描いたプレゼンテーション資料がダウンロードできるのがこちらです。
また、中期経営計画も含めた統合レポートはこちらからダウンロードできます。
「統合レポート」
中期経営ビジョンはこちらからも見ることができます。
「中期経営ビジョン」
そして、SUBARUを語る上で欠かせない沿革は会社案内にも記されています。こちらからダウンロードできます。
「会社概要」
航空機メーカーからスタートしたからこそのSUBARUのこだわりや強みは何なのか、といった点をきちんと押さえて、「なぜSUBARUなのか」を明確にした上で臨むのが良いでしょう。
≪参考≫
*1「採用情報」SUBARU
*2「SUBARUの歴史」SUBARU