本田技研工業(ホンダ)は、4輪販売台数では世界7位、そして2輪販売台数は世界1位を誇る世界首位級の自動車メーカーです。
2輪事業から始まり軽トラックT360で4輪事業に参入。現在は「トヨタ」「日産」とともに自動車業界ビッグ3と呼ばれるまでに成長を遂げました。近年は自動運転や電動化、電池やソフトウェア開発も進め、人型ロボットや小型ジェットなど幅広い事業を展開しています。
自動車メーカーとして世界的に知名度の高く、採用に関しても多くの学生から注目されていますが、どの大学から多く採用されているのか、学歴フィルターが存在するのかについて気になる方も多いでしょう。この記事では、過去4年間のデータをもとに、本田技研工業の採用大学のボーダーラインや採用人数について詳しく調査しました。
この記事でわかること
- 新卒で本田技研工業に入社するときの学歴の目安がわかります。
- 新卒採用の人数がわかるので、就職難易度がわかります。
- 本田技研工業に内定をもらうためにおススメな新卒エージェントがわかります。
この記事を書いた人
Mana部長(新卒採用14年目)

- 中堅大学(Cランク)卒業
- 初職は社員数200人のフリーペーパー発行会社
- 25歳にパーソルに契約社員で入社
- 35歳に人材会社(パーソル)から財閥企業へ転職
- 書類選考も合わせると新卒・転職で年100人以上を選考
- 新卒:三次面接・転職:最終の面接官
- ■ X(旧Twitter):@gakurekilab
- ■ Instagram:gakurekilab
- ■ Facebook:gakurekilab
記事作成するために、本田技研工業が公表している「有価証券報告書」や東洋経済社が発行している「会社四季報」「就職四季報」からデータを収集しました。このデータにプラスして、筆者が13年間で培った毎年100人の採用面接のノウハウを織り交ぜてお伝えをしていきます。
本田技研工業で採用実績のある大学とは
大学ランク別の採用状況

- 各業界の大企業(上位企業)では、学生からのエントリー数が1万人以上あります。しかし、これを担当する企業の人事部の採用担当者は、大企業であっても数名しかいません。
- そのため全てのエントリーに目を通すことは不可能です。大学生の頑張りを可視化するには、TOEICスコアや大学名しかありません。そのため、学歴フィルターが完全になくなることは難しいのが現状です。
- しかしここ数年で大企業にも人材の流動性が重要です性が浸透し、終身雇用の意識が急速に薄れつつあります。
その結果、人材の多様性やコミュニケーション能力が重視される傾向が強まり、中堅大学にも門戸が広がり始めています。チャンスを掴むことができる時代とも言えますね
本田技研工業の採用実績からわかるランク別大学群の内定実績
本田技研工業は近年の採用実績校を公開していません。ですので、正確な実績としてのデータは取れませんでした。
しかし、以下の大学の実績はあります。
北海道大学、東北大学、東京大学、東京科学大学(東京工業大学)、早稲田大学、慶應義塾大学、明治大学、筑波大学、上智大学、青山学院大学、東京外国語大学、東京都立大学、横浜国立大学、名古屋大学、神戸大学、大阪大学、京都大学、立命館大学、同志社大学、九州大学、芝浦工業大学、九州工業大学、東京理科大学、日本大学、東海大学 など
また詳細はデータが取れ次第追記します。
Aランク(最難関大学/偏差値65以上相当)
早稲田大学、慶應義塾大学、東京大学などの最難関大学
本田技研工業の採用大学の中で、Aランクとされる最難関大学(偏差値65以上相当)の採用が目立ちます。早稲田大学、慶應義塾大学、東京大学、京都大学などの主要な国立大学と私立大学から多くの学生が採用されています。例えば、2021年のデータでは早稲田大学と芝浦工業大学が各23人と最も多く採用されており、東京科学大学(東京工業大学)も20人と高い採用数を示しています。
採用あり | |
私立大学 | 早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学 |
国公立大学 | 東京大学、京都大学、東京科学大学(東京工業大学)、北海道大学、東北大学、名古屋大学、大阪大学、神戸大学、九州大学 |
一方で、国際基督教大学、一橋大学などのAランク大学からは採用が見られません。このことから、本田技研工業の採用基準は一概に偏差値だけではなく、大学ごとの特性や学部・学科の専門性にも依存していることがわかります。
Bランク(難関大学/偏差値60相当)
明治大学、青山学院大学、同志社大学などの難関大学
Bランクとされる難関大学(偏差値60相当)からも多くの採用が見られます。明治大学や青山学院大学、同志社大学などの私立大学に加えて、筑波大学や横浜国立大学などの国立大学も採用リストに含まれています。2021年のデータによれば、青山学院大学は14人、同志社大学は13人が採用されており、これらの大学が安定した採用源となっていることが示されています。
採用あり | |
私立大学 | 明治大学、青山学院大学、同志社大学、立命館大学、中央大学、法政大学 |
国公立大学 | 筑波大学、横浜国立大学、東京外国語大学、東京都立大学 |
しかし、学習院大学、立教大学、関西大学、関西学院大学など、Bランクの他の難関大学からの採用は見られません。このことは、大学ごとの採用方針や特定の大学とのコネクションの有無が影響している可能性を示唆しています。
Cランク(中堅大学 ※準難関/偏差値55相当)
Cランク(偏差値55相当)の中堅大学からは芝浦工業大学と九州工業大学が採用されています。芝浦工業大学は2020年、2021年、2023年ともに20人以上の採用があり、特に技術系職種において高い評価を受けていることが伺えます。
採用あり | |
私立大学 | 芝浦工業大学 |
国公立大学 | 九州工業大学 |
Dランク(中堅大学/偏差値50相当)
Dランクの大学とは、中堅大学を指し、偏差値50相当の大学です。本田技研工業が採用しているDランク大学には、日本大学があります。
採用あり | |
私立大学 | 日本大学 |
国公立大学 | 該当なし |
Eランク(中堅から1ランク下の大学/偏差値45相当)
Eランクの大学は中堅から1ランク下の大学で、偏差値45相当の大学です。ここからは東海大学の採用実績が確認できました。
採用あり | |
私立大学 | 東海大学 |
Fランク(偏差値45未満相当)
EランクおよびFランクの大学からの採用はありません。これは、本田技研工業が一定の学歴フィルターを設定している可能性を示唆しています。例えば、偏差値45未満の大学からの採用がないことがその一例です。
採用あり | |
私立大学 | 該当なし |
本田技研工業の新卒採用人数の動向
2023年の採用人数ランキング
2023年の本田技研工業の大学別新卒採用人数ランキングは以下の通りです。
1.芝浦工業大学:20人
2.大阪大学:15人
2.中央大学:15人
2.東京理科大学:15人
2.日本大学:15人
2.法政大学:15人
2.同志社大学:15人
8.東京大学:14人
8.東京工業大学:14人
10.東北大学:13人
10.慶應義塾大学:13人
10.早稲田大学:13人
※「ダイヤモンド・オンライン」参照
2022年の採用人数ランキング
2022年の本田技研工業の大学別新卒採用人数ランキングは以下の通りです。
1.早稲田大学:18人
2.慶應義塾大学:13人
3.東北大学:12人
3.東京大学:12人
5.大阪大学:11人
5.芝浦工業大学:11人
5.中央大学:11人
5.日本大学:11人
9.同志社大学:10人
10.名古屋大学:9人
10.東海大学:9人
※「ダイヤモンド・オンライン」参照
2021年の採用人数ランキング
2021年の本田技研工業の大学別新卒採用人数ランキングは以下の通りです。
- 早稲田大学: 23人
- 芝浦工業大学: 23人
- 東京理科大学: 20人
- 東京工業大学: 20人
- 大阪大学: 16人
- 日本大学: 16人
- 九州大学: 15人
- 横浜国立大学: 15人
- 東北大学: 14人
- 慶應義塾大学: 14人
- 青山学院大学: 14人
- 同志社大学: 13人
2020年の採用人数ランキング
2020年の本田技研工業の大学別新卒採用人数ランキングは以下の通りです。
- 早稲田大学: 29人
- 芝浦工業大学: 25人
- 東京工業大学: 23人
- 慶應義塾大学: 20人
- 明治大学: 19人
- 大阪大学: 18人
- 東京理科大学: 14人
- 筑波大学: 12人
- 青山学院大学: 12人
- 立命館大学: 11人
- 上智大学: 11人
- 法政大学: 11人
大学ランク別内定の内訳
ランク別内定の内訳は下の図のようになります。

採用大学の構成と特徴
採用大学の構成は旧帝大、早慶上理、MARCH、関関同立が多くを占めています。これらの大学は特に理系に強い大学が多く採用されています。また、中堅私大からも日大、芝工大などの採用があります。例えば、トヨタ等の同業他社に比べて中堅私大生の採用数も多いことが特徴です。
本田技研工業での年度ごとの採用大学
本田技研工業の各年ごとの採用大学実績の詳細は公開されていませんでした。データを取得出来次第追記します。
2023年4月入社採用大学実績
文系 | 大学院 | (データなし。データ取得次第追記します。) |
大学 | (データなし。データ取得次第追記します。) | |
理系 | 大学院 | (データなし。データ取得次第追記します。) |
大学 | (データなし。データ取得次第追記します。) |
2022年4月入社採用大学実績
文系 | 大学院 | (データなし。データ取得次第追記します。) |
大学 | (データなし。データ取得次第追記します。) | |
理系 | 大学院 | (データなし。データ取得次第追記します。) |
大学 | (データなし。データ取得次第追記します。) |
2021年4月入社採用大学実績
文系 | 大学院 | (データなし。データ取得次第追記します。) |
大学 | (データなし。データ取得次第追記します。) | |
理系 | 大学院 | (データなし。データ取得次第追記します。) |
大学 | (データなし。データ取得次第追記します。) |
2020年4月入社採用大学実績
文系 | 大学院 | (データなし。データ取得次第追記します。) |
大学 | (データなし。データ取得次第追記します。) | |
理系 | 大学院 | (データなし。データ取得次第追記します。) |
大学 | (データなし。データ取得次第追記します。) |
本田技研工業の役員が卒業した大学とは?
本田技研工業の取締役の学歴を見ると、以下のような傾向が見られます。
経営陣 学歴情報(2025年4月現在)

役職 | 氏名 | 卒業大学 | 卒業学部 | ||||||||||||||||||||||||||||
取締役 社長 | 三部 敏宏 | 広島大学大学院 | 工学研究科 | ||||||||||||||||||||||||||||
取締役 副社長 | 貝原 典也 | - | - | ||||||||||||||||||||||||||||
取締役 | 藤村 英司 | 横浜国立大学 | 経済学部 | ||||||||||||||||||||||||||||
取締役 | 鈴木 麻子 | - | - | ||||||||||||||||||||||||||||
取締役 | 森澤 治郎 | - | - | ||||||||||||||||||||||||||||
取締役 | 酒井 邦彦 | - | - | ||||||||||||||||||||||||||||
取締役 |
國分 文也 | 慶應義塾大学 | 経済学部 | ||||||||||||||||||||||||||||
取締役 | 小川 陽一郎 | 慶應義塾大学 | 商学部 | ||||||||||||||||||||||||||||
取締役 | 東 和浩 | 上智大学 | 経済学部 | ||||||||||||||||||||||||||||
取締役 | 永田 亮子 | - | - | ||||||||||||||||||||||||||||
取締役 | 我妻 三佳 | 名古屋大学 | 理学部 |
社長の学歴
現在の代表取締役社長は2021年に就任しました。社長の三部敏宏氏は、広島大学大学院の工学研究科を卒業しています。例えば、工学研究科を卒業した背景から、技術系に強い学問的基盤を持っていることがわかります。
歴代の社長の出身大学は静岡大学(2名)、東京大学(1名)、京都大学(1名)、東北大学(1名)、早稲田大学(1名)、東京都市大学(1名)、広島大学(1名)となっており、やはり高学歴であることがわかります。(※旧名称含む)
副社長および取締役の学歴
副社長および取締役の多くは学歴が公開されていないため、具体的な大学名や学部は不明です。しかし、以下の取締役については学歴が確認できます。
- 取締役 藤村 英司氏:横浜国立大学経済学部卒業
- 取締役 國分文也氏:慶應義塾大学経済学部卒業
- 取締役 小川陽一郎氏:慶應義塾大学商学部卒業
- 取締役 東和浩氏:上智大学経済学部卒業
- 取締役 我妻 三佳氏:名古屋大学理学部卒業
学歴の傾向
取締役の学歴を総合的に見ると、以下のような学歴の傾向が見られます。
高学歴な人材の採用
本田技研工業の取締役の中には、広島大学大学院や慶應義塾大学、上智大学といった高学歴な大学を卒業している人物が含まれています。例えば、社長の三部氏が広島大学大学院を卒業していることからも、技術系に強い大学の出身者が重用されていることが伺えます。
経済・商学分野の専門家
慶應義塾大学の経済学部や商学部、上智大学の経済学部など、経済や商学分野の専門家が取締役に多く含まれています。例えば、國分氏や小川氏、東氏が経済・商学分野の学位を持っていることから、経営面でも強みを持つ人材が選ばれていることがわかります。
幅広い学問的背景
取締役の学歴を見ても、多様な学問的背景を持つ人材が集まっていることが特徴です。例えば、技術系の学問を専攻した社長の三部氏と理系の我妻氏、経済・商学分野を専攻した國分氏や小川氏、東氏など、異なる分野の専門家がバランスよく配置されています。
学歴フィルターの存在とその影響
本田技研工業の取締役の学歴を基にした採用傾向を見ると、一定の学歴フィルターが存在する可能性があります。例えば、広島大学大学院や慶應義塾大学、上智大学といった名門大学出身者が取締役に多く含まれていることから、高学歴な人材を重視していると考えられます。また、最終面接は取締役が面接官となることから、高学歴の取締役が採用過程に関与することで、学歴フィルターが影響を及ぼしている可能性があります。
本田技研工業の採用人数・採用難易度

本田技研工業の新卒採用 内定数の推移
本田技研工業の新卒採用数は、以下のように年度ごとに変動しています。
大卒 |
修士了 |
男性計 |
女性計 |
新卒採用数 |
|||
男性 |
女性 |
男性 |
女性 |
||||
2025年 |
161 | 66 | 422 | 40 | 583 | 106 | 689 |
2024年 |
146 | 51 | 325 | 35 | 471 | 86 | 557 |
2023年 |
98 | 44 | 297 | 29 | 395 | 73 | 468 |
2022年 |
87 | 41 | 213 | 31 | 300 | 72 | 372 |
2021年 |
101 | 54 | 308 | 40 | 409 | 94 | 503 |
2020年 |
125 | 59 | 329 | 44 | 454 | 103 | 557 |
2019年 |
103 | 61 | 330 | 33 | 433 | 94 | 527 |
2018年 |
119 | 51 | 294 | 34 | 413 | 85 | 498 |
2017年 |
142 | 55 | 274 | 22 | 416 | 77 | 493 |
2016年 |
103 | 31 | 205 | 13 | 308 | 44 | 352 |
2024年卒1万4000人の学生回答の就活生人気企業ランキングで本田技研工業は男子では85位、理系の学生では75位と、数ある企業の中で100位以内に入る人気です。(※東洋経済調べ)
採用人数が多いとはいえ、採用倍率は非常に高いといえるでしょう。
筆記試験はSPI3(自宅)、面接は1~3回(Webあり)です。
採用プロセスは、
〈総合職〉エントリーシート提出・適性検査(3~4月)→面接(6月)→内々定(6月中)
〈技術職〉エントリーシート提出・適性検査(3~5月)→面接(6月)→内々定(6月中)
となっています。

本田技研工業の選考は結果よりもプロセス重視という事です。また、マニュアル通りではなく自分自身の言葉で伝えることが必要です。
その他にも学生時代に熱意をもって取り組んだことやパーソナリティが本田技研工業とマッチするかを重視しています。
ですので、本田技研工業が求める人物像しっかり把握し、それにマッチした自分の経験等を言語化できるようにしておくなど、入念な事前準備が必要です。
年間平均採用数
過去10年間の平均採用数は502人。採用数が多い年と少ない年の差が大きく、例えば、2025年には最も多くの新卒を採用しており、689人の内訳は男性583人、女性106人です。一方、2016年と2022年の採用数はそれぞれ352人と372人で、最も少ない年度となっています。
新卒採用における男女比率は以下の通りです。
- 男性:83%
- 女性:17%
例えば、2025年の採用では男性583人、女性106人と、男性が圧倒的に多いです。
女性の採用率
本田技研工業の新卒採用における女性の割合は17%です。例えば、2020年には女性の採用数が103人と最も多く、全体の18.5%を占めました。しかし、それ以外の年では女性の割合は15%前後にとどまっています。
比較:トヨタ自動車の女性採用率
トヨタ自動車の新卒採用における女性の割合は24%です。例えば、トヨタ自動車では約4人に1人が女性であるのに対し、本田技研工業では約6人に1人が女性という状況です。
採用数の傾向とその理由
採用数の増減
本田技研工業の新卒採用数は、年度によって大きく変動しています。例えば、2021年の採用数が503人と多い一方、翌2022年には372人と減少しています。この変動は、経済状況や事業計画の変更に応じた人員計画の調整が影響していると考えられます。
男女比の偏り
男女比が男性に偏っていることは、本田技研工業の特徴的な傾向です。例えば、技術系職種が多いことから、工学系の学部出身者が多く、これが男性の割合を高める要因となっています。
女性採用の増加の余地
トヨタ自動車と比較しても、本田技研工業の女性採用率は低いです。例えば、女性の採用率を向上させるためには、女性が活躍しやすい職場環境の整備や、女性技術者の育成に力を入れることが重要です。
本田技研工業社員の声
最後に、実際に本田技研工業で働いている社員のコメントを見てみましょう。入社後、想像と違った‥という事にならないためにも参考にしてください。
【働き方(勤務時間・休日休暇・制度)】配属された場所によるが、電気自動車の関連の場所は基本的に高負荷な環境が続いてる感じがする。他の場所でもやるべき業務に対して人が足りておらず負荷が集中しているように思う。自動車業界全体の問題かもしれないが、今後の電動化に対して世界に出遅れていて、挽回するためにリソースが足りていない印象を受ける。 リモートワークは今まで通り、子育てや介護等理由があれば許されている部分があることと、一部の研究所の部署では一般的に認められていたりと、場所による。ただし以前、全社的に出社を基本とするという方針が打ち上げられてからは中々在宅勤務がしづらくなっているようには感じる。
男性/ 機械設計/在籍6~10年/ 正社員
【企業カルチャー・組織体制】本田技研工業での働き方に非常に満足している。まず、フレックスタイム制度やリモートワークの導入が進んでおり、仕事とプライベートのバランスを取りやすい環境が整っている。上司との距離が近く、意見や提案がしやすい。自分のアイデアが積極的に取り入れられる機会も多く、成長を実感できる瞬間が何度もあった。また、チームワークを大切にする社風の中で、協力し合って成果を上げることに喜びを感じている。あるいは、長期的なキャリアを築ける環境が整っているため、安心して働くことができる。働きやすさとやりがいの両立ができる企業だと感じる。
男性/ システム設計/在籍3年未満/ 正社員
【女性の働きやすさ】組織として休暇は非常に取りやすい。有休を残すことは絶対NG。看護休暇も5日分有給であるので、通院があって早く帰る時に使用している。 育児中は時短勤務もでるが少数派のようだ。私も最初はフルタイムでの復帰を要望された。しかし育児と長時間の通勤と勤務で体調を崩して時短に変更になった。もう少し時短が取りやすい環境だといいと思う。体調を崩してからでは遅い。
女性/ 営業/在籍6~10年/ 正社員
【入社前とのギャップ】入社理由はモビリティに関する仕事をする上で一番事業範囲が広かったため。ボトムアップ型の会社として外からは見えるが中に入るとトップダウン型の組織であるため、指示系統に沿ってコツコツと頑張るタイプの方には良いと感じる。
男性/ 事業開発/在籍16~20年/ 正社員
【福利厚生・オフィス環境】家賃補助などは充実していた。事務系職は海外駐在や国内の事業所転勤が続くので借家で補助を貰い続ける。単身赴任の家賃補助基準は十分高いので持ち出しは殆どない(光熱費などは勿論持ち出し) 。退職金制度は標準以上だが、終身雇用全体のカーブなので中途入社や途中で辞める場合は非常に不利。オフィス環境は勤務地による差が激しい。特に工場は古い建物を流用した所もあり、本社や研究所との落差がある。
男性/ 事業管理本部/在籍16~20年/ 正社員
※「エンゲージ会社の評判」の一部引用
まとめ
本田技研工業の採用大学の傾向を調査した結果、学歴フィルターの存在が明らかになりました。例えば、偏差値65以上のAランク大学からの採用が多く、偏差値45未満のFランク大学からの採用は見られません。これは、本田技研工業が高い学歴を持つ人材を重視していることを示しています。また、取締役の多くが広島大学大学院、慶應義塾大学、上智大学などの名門大学出身者であり、彼らが最終面接を担当することからも、学歴を重視する傾向が強いことが伺えます。
新卒採用数については、年度ごとに大きな変動があり、平均502人となっていますが、男女比では男性が83%と多く、女性は17%にとどまっています。トヨタ自動車の女性採用率24%と比較すると、女性の採用拡大が課題であることが分かります。将来的には、女性が活躍しやすい職場環境の整備や女性技術者の育成に注力することで、よりバランスの取れた採用が期待されます。
[データ参照・引用元]
- 本田技研工業が公表している「有価証券報告書」
- 東洋経済社が発行している「会社四季報」「就職四季報」
- 10年間で培った年100人の採用面接のノウハウ
- 「エンゲージ会社の評判」
自動車業界の採用大学状況一覧(2024データ)
企業名 | 年収 | A最難 | B難関 | C準難 | D中堅 | E下位 | Fラン | 採用数 | 男性 | 女性 | 女比 | |
1位 | トヨタ | 899.8万 | 14校 | 15校 | 4校 | 1校 | - | - | 332人 | 249 | 83 | 25% |
2位 | ホンダ | 831.1万 | 12校 | 8校 | 1校 | 1校 | - | - | 468人 | 300 | 72 | 15% |
3位 | 日産 | 877.1万 | 14校 | 21校 | 16校 | 3校 | 2校 | 1校 | 281人 | 198 | 30 | 11% |
4位 | スズキ | 702.0万 | 13校 | 20校 | 23校 | 17校 | 5校 | 1校 | 438人 | 377 | 61 | 14% |
5位 | マツダ | 689.4万 | 8校 | 10校 | 6校 | 4校 | 2校 | 2校 | 217人 | 191 | 26 | 12% |
6位 | SUBARU | 691.1万 | 12校 | 14校 | 6校 | 2校 | 2校 | - | 227人 | 198 | 29 | 13% |
7位 | いすゞ | 786.6万 | ||||||||||
8位 | 三菱 | 786.3万 | 14校 | 21校 | 29校 | 24校 | 11校 | 10校 | 181人 | 153 | 28 | 15% |
9位 | 日野 | 652.6万 | ||||||||||
10位 | ダイハツ | 651.1万 | 9校 | 16校 | 19校 | 17校 | 5校 | 4校 | 101人 | 85 | 16 | 16% |
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