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インターンシップを攻略:大手企業の選び方と応募のタイミング

 インターンシップは、学生が実社会での経験を積むための絶好の機会です。特に大手企業でのインターンシップは、その後の本選考においても大きな影響を与えることがあります。しかし時間は有限、本選考同様に毎年多くの学生が、どの企業を選ぶかを悩まれています。本記事では、在籍している大学から、応募する大手企業の選び方ついて詳しく説明します。

特に、成成明学・日東駒専・産近甲龍・大東亜帝国クラスの中堅/下位大学は必ず読んでください。

企業目線でのポイント

  1. 2024年4月末時点での学生の内々定率は64%(前年同時期比+12ポイント)。
  2. 企業は変化する社会環境に対応するため採用活動を年明け1月からスタートする企業が増えている。
  3. 年明け1月の採用スタートのために大学3年生のインターンシップで早期接点を企業は最重要と捉えている。

インターンシップの選び方

みなさんはインターンシップ先をどうやって選びますか?

 2020年頃より、各業界で45歳以上の大型早期退職制度を実行している企業で、新卒採用の受け入れ枠が増加している背景もあり、大手思考の学生と、若いうちから裁量を手に個人のスキルと経験を上げていきたい学生の2極化が進んでいるように感じます。

どちらも一長一短があり、例えば大手企業では、年長者の整理と合わせて年功序列型の人事制度から実力主義型へ変更するケースもあり、大手だから手に職がつかない、小さな歯車になってしまうという説は薄れてきています。

 一方でベンチャー企業も2000年初期頃と比べると国内の内需の冷え込みから新規参入をする企業は新しくなく、楽天・Yahoo!・サイバーエージェントなどのメガベンチャー志望が目立つようになっています。

 

学生は大体この2つの要素で会社を選んでいます

1.給料が高い

2.友達に自慢ができる

結局は名前の知られている企業に行きたいと思いますし、そういう所はインターンシップでも人気なのです。

授業やアルバイトがある中で、インターンシップに参加できる企業数も多くないでしょう。

そこで、自分の学歴で目指せる大手企業リストを作成しましたので、こちらを活用して大学ランクで企業を絞ってみてはいかがでしょうか。

 

 

採用大学から受入れ企業を見つける

総合商社業界

売上 企業名 平均年収 A(最難関) B(難関) C(準難関) D(中堅) E(下位) F(Fラン) 採用数 男性 女性 女性比
1位 三菱商事 1,939万円 15校 13校 4校 1校 - - 120人 89人 31人 26%
2位 伊藤忠商事 1,730万円 11校 16校 7校 2校 - - 107人 73人 34人 32%
3位 三井物産 1,783万円 14校 17校 11校 3校 1校 1校 104人 64人 40人 38%
4位 豊田通商 1,180万円 15校 20校 7校 3校 - - 70人 47人 23人 33%
5位 丸紅 1,593万円 14校 19校 4校 3校 - - 121人 63人 58人 48%
6位 住友商事 1,605万円 15校 16校 8校 4校 - - 94人 67人 27人 29%
7位 双日 1,208万円 15校 16校 3校 3校 - - 103人 55人 48人 47%
8位 兼松 1,204万円 11校 16校 7校 2校 - - 38人 20人 18人 47%

不動産業界

売上 企業名 平均年収 A(最難関) B(難関) C(準難関) D(中堅) E(下位) F(Fラン) 採用数 男性 女性 女性比
1位 三菱商事 1,939万円 15校 13校 4校 1校 - - 120人 89人 31人 26%
2位 伊藤忠商事 1,730万円 11校 16校 7校 2校 - - 107人 73人 34人 32%
3位 三井物産 1,783万円 14校 17校 11校 3校 1校 1校 104人 64人 40人 38%
4位 豊田通商 1,180万円 15校 20校 7校 3校 - - 70人 47人 23人 33%
5位 丸紅 1,593万円 14校 19校 4校 3校 - - 121人 63人 58人 48%
6位 住友商事 1,605万円 15校 16校 8校 4校 - - 94人 67人 27人 29%
7位 双日 1,208万円 15校 16校 3校 3校 - - 103人 55人 48人 47%
8位 兼松 1,204万円 11校 16校 7校 2校 - - 38人 20人 18人 47%

応募したい企業が見つかったら、企業の評判と社風を調査

次に、企業の評判と社風を調査しましょう。これは、インターネット上の口コミや、実際にその企業で働いている人々の意見を聞くことで行えます。例えば、GlassdoorやIndeedなどのサイトでは、企業の評判や従業員の評価を確認することができます。また、SNSや業界フォーラムなどで情報を収集することも有効です。このようにして、企業の働きやすさや成長機会を評価することができます。

インターンシップの内容を確認する

最後に、インターンシップの内容を確認しましょう。具体的には、どのような業務を行うのか、どのようなスキルを身につけることができるのかをチェックします。

もともとインターンシップは、学生が企業で実際の仕事を経験する機会を提供するプログラムです。しかし、インターンシップの形態や目的は時代とともに変化してきました。大手企業場合、長期的なインターンシップの受け入れは少なく、1-2日の会社説明会やグループワーキングをするのが多いのが現状です。

年明け1月以降の選考を有利にするには、長期インターンシップに応募し事前に会社の業務で得られるキャリア・スキルを知ることが重要になります。逆に1-2日の短期プログラムは、会社説明会の拡大版ととらえ選考自体には影響しないものです。

応募のタイミング

応募時期を把握する

大手企業のインターンシップは、応募時期が非常に重要です。一般的に、夏のインターンシップは前年の秋から冬にかけて募集が始まります。一方、冬のインターンシップは夏から秋にかけて募集が行われます。例えば、GoogleやMicrosoftなどの大手IT企業は、通常秋にインターンシップの募集を開始します。このように、応募時期を事前に把握しておくことで、タイミングを逃さずに応募することができます。

早めの応募が有利

大手企業のインターンシップは競争が激しいため、早めに応募することが有利です。特に人気のある企業では、応募開始後すぐに募集が締め切られることもあります。そのため、企業の募集開始時期を調べ、準備を整えておくことが重要です。例えば、履歴書やエッセイの準備、面接対策などを事前に行っておくことで、スムーズに応募手続きを進めることができます。

応募後のフォローアップ

応募が完了した後も、フォローアップを忘れずに行いましょう。例えば、応募書類の受領確認や、面接の日程調整などがあります。また、インターンシップ開始前に企業と連絡を取り合い、必要な情報を確認することも重要です。このように、応募後のフォローアップをしっかりと行うことで、インターンシップの準備を万全に整えることができます。

まとめ

大手企業のインターンシップの選び方と応募のタイミングについて解説しました。自分の興味とキャリア目標を明確にし、企業の評判と社風を調査し、インターンシップの内容を確認することが重要です。また、応募時期を把握し、早めの応募を心掛け、応募後のフォローアップも怠らないようにしましょう。これらのポイントを押さえることで、より良いインターンシップ経験を積むことができるでしょう。

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