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【保存版】面接で志望動機を問われたときの正しい答え方|就活完全マニュアル

志望動機の答え方

就職活動が本格化する大学3年生の皆さんにとって、避けて通れないのが「面接で志望動機を問われる場面」です。
「面接で志望動機をどう話せばいいかわからない」「他の学生と差別化できる答え方が知りたい」そんな悩みを持っていませんか?

この記事では、「面接 志望動機」というテーマに真正面から向き合い、志望動機作成の考え方から答え方のコツ、さらに面接直前に役立つチェックリストや逆質問例まで、完全網羅でお届けします。
この記事一つで、面接に自信を持って臨める準備を整えましょう!

面接で志望動機が必ず問われる理由

まず知っておいてほしいのは、面接官が志望動機を聞くのは単なる形式ではないということです。
彼らが本当に知りたいのは、次の2点です。

 ✔ 本当にこの会社に入りたいのか(本気度)

 ✔ この会社の文化や価値観に合う人材なのか(相性)

いくら「立派な志望動機」を述べても、表面的だったり、他社でも通用しそうな話だったりすると、すぐに見抜かれます。
面接官は何百人、何千人もの学生を見てきています。浅い動機では、到底太刀打ちできません。

特に「うちじゃなくてもいいよね?」と感じさせる志望動機は大きな減点になります。
ですから、志望動機はただの義務ではなく、「自分を本気でアピールする最大の武器」だと認識してください。

 

 

志望動機を作る基本方針|精神論とテクニック論

面接で説得力のある志望動機を語るためには、2つの視点が必要です。

  1.  精神論(=本気で好きになること)
  2.  テクニック論(=自分の体験をベースに組み立てること)

この両輪が揃ったとき、初めて相手に「伝わる志望動機」になります。
一つずつ詳しく見ていきましょう。

 

精神論:「本気で好きになる」という覚悟を持つ

面接で受け答えが上手でも、「御社に入りたい」という気持ちが本物でなければ、面接官には響きません。
逆に言えば、少しくらい話し方に不安があっても、「この会社に入りたい」という本気度が伝われば、十分に高評価を得ることができます。

面接に臨む前に、こう自問してみてください。
「自分は本当にこの会社が好きか?」

好きになれる理由は、規模でも給料でも有名さでも構いません。
「この会社の文化に惹かれた」「この会社の○○事業に感動した」など、自分の中に好きなポイントを見つけることが大事です。

好きでもない会社を無理に受けても、面接では必ずバレます。
だからこそ、自分が心から応援したくなる会社だけを受ける覚悟を持ってください。

 

テクニック論:「体験ベース」で志望動機を語る

本気度を持った上で、次に必要なのは「どう志望動機を言語化するか」という技術です。
ここでは、【体験 → 価値観 → 企業との接点】という3ステップを意識してください。

体験

まず、自分自身のリアルな体験から出発します。
たとえば、学生時代にアルバイトで接客のやりがいを感じたとか、ゼミ活動で地域経済に興味を持ったなど、何でも構いません。

価値観

その体験を通して、自分が大切に思うようになった価値観を整理します。
「人を支えることに喜びを感じる」「チャレンジ精神を大切にしている」などです。

企業との接点

最後に、その価値観と企業の特長を結びつけます。
「だから御社の○○という理念に共感しました」「御社の○○事業を通じて自分の想いを実現したい」と繋げれば、自然な志望動機になります。

 

 

志望動機のまとめ方

【体験】→【価値観】→【企業との接点】⇒【志望動機】

例えば、金融業界志望の場合。

  • 体験:ゼミで中小企業支援プロジェクトに関わった

  • 価値観:地域経済を支えたいという思いが芽生えた

  • 企業との接点:地元企業に寄り添うビジネスモデルを展開している銀行に共感

 ⇒志望動機:「御社の地域密着型の経営姿勢に深く共感し、自分の想いと重なりました」

このように、自分の物語と企業の姿勢を自然にリンクさせるのが、強い志望動機を作るポイントです。

 

面接で志望動機を話すときの注意点

他社でも言える理由にしない

× NG:「成長できる環境があるから」
 OK:「若手主体のプロジェクトに魅力を感じたから」

理解不足のまま話さない

企業研究が浅いと、抽象的な話しかできず、説得力が失われます。
IR情報、ニュースリリース、OB訪問の情報なども使い、深く企業を理解しておきましょう。

丸暗記は危険

文章だけで満足せず、必ず声に出して練習しましょう。

暗記した文章を棒読みすると、すぐにバレます。
自分の言葉で、自然な会話の中で語れるように練習しましょう。
最低でも3回、話す練習をしておくと安心です。

面接は「話す」試験!書いて終わりにせず、必ず声に出す!

 

 

面接直前!最終チェックリスト

面接直前には、以下を確認しましょう。

 ☑ 志望動機は体験→価値観→企業接点で整理できているか

 ☑ 想定質問にスムーズに答えられるか

 ☑ 逆質問を3つ以上準備できているか

 ☑ 企業研究は十分か(理念、ビジネスモデル、ニュース)

 ☑ 当日の服装・持ち物・集合時間を確認したか

 ☑ 声に出して最低3回は練習したか

 ☑ 本気でその会社を好きだと言えるか

このチェックを全てクリアすれば、自信を持って面接に臨めます!

 

【逆質問例】面接官に好印象を与える質問

面接の最後に必ず聞かれる「何か質問はありますか?」の逆質問では、次のような内容がおすすめです。

  • 御社で活躍している人材の共通点は何ですか?

  • 若手社員が挑戦できる環境について具体例を教えてください

  • 最近力を入れている新規事業について伺いたいです

  • 社員のキャリア形成支援について、どのような制度がありますか?

  • 御社が今後注目している市場や分野はどこですか?

逆質問は「本当にうちに興味を持っているな」と面接官に思わせるチャンスです。必ず用意しておきましょう。

 

 

【まとめ】面接の志望動機は「自分を語る最大のチャンス」

 ✔ 面接官は「本気度」と「相性」を見ている

 ✔ 精神論(好きになる)とテクニック論(体験ベースで組み立てる)が必要

 ✔ 志望動機は「体験→価値観→企業接点」で語る

 ✔ 想定質問と逆質問も事前に準備する

 ✔ 面接直前は入念にチェックし、本気で好きな気持ちを忘れない

面接とは、完璧な答えを出す場ではありません。
「あなたの想い」を、あなた自身の言葉で、堂々と伝える場です。

焦らず、恐れず、自分のストーリーを面接官に届けてください!

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