大手企業の採用大学

[新卒向け]森ビル(株)の採用大学と人数の傾向を徹底分析

森ビル株式会社は、都市再開発や大型ビルの開発・運営で知られる日本の有名なディベロッパーです。その主要事業には「アークヒルズ」「六本木ヒルズ」「表参道ヒルズ」「虎ノ門ヒルズ」「麻布台ヒルズ」などの街づくりが含まれます。このレポートでは、2016年からの森ビルの新卒採用実績を基に、同社が選定する大学のボーダーラインを探ります。

 

この記事でわかること

  • 新卒で森ビルに入社するときの学歴の目安がわかります。
  • 新卒採用の人数がわかるので、就職難易度がわかります。
  • 森ビルに内定をもらうためにおススメな新卒エージェントがわかります。

 

 

この記事を書いた人


Mana部長(新卒採用14年目)

  • 中堅大学(Cランク)卒業
  • 初職は社員数200人のフリーペーパー発行会社
  • 25歳にパーソルに契約社員で入社
  • 35歳に人材会社(パーソル)から財閥企業へ転職
  • 書類選考も合わせると新卒・転職で年100人以上を選考
  • 新卒:三次面接・転職:最終の面接官
  • ■ X(旧Twitter):@gakurekilab
  • ■ Instagram:gakurekilab
  • ■ Facebook:gakurekilab
記事作成するために、森ビルのホームページ・決算資料や東洋経済社が発行している「会社四季報」「就職四季報」からデータを収集しました。このデータにプラスして、筆者が13年間で培った毎年100人の採用面接のノウハウを織り交ぜてお伝えをしていきます。

 

 

森ビルの特徴と競合他社比較

 

森ビルの特徴

森ビルは、都市の再開発に力を入れ、「都市を創り、都市を育む」をモットーにしています。六本木ヒルズやアークヒルズ、ラフォーレ原宿、表参道ヒルズなど、東京の主要ランドマークを手がけており、オフィスビルの開発・運営にも強みがあります。そのビルは高評価を受ける立地、国際水準のスペック、優れた耐震性能、セキュリティなどが特徴です。

 

森ビルの競合他社

森ビルの競合には、東急不動産、三菱地所、三井不動産、住友不動産、野村不動産などがあります。それぞれの強みを簡単に比較します。

三井不動産 業界最大手で、安定的なポートフォリオ経営に強みを持っています。
三菱地所 「丸の内」の事業基盤があり、街づくりに携わる実感が強く得られます。
東急不動産 鉄道系企業であり、都心のタウンマネジメントに強みを持っています。
住友不動産 ブランド力を堅持し、利益率の高さが特徴です。
野村不動産 マンション販売を中心とした住宅部門に強みがあります。

 

森ビルで採用実績のある大学とは

大学ランク別の採用状況

よく学歴フィルターはなくなったでしょ?と学生から聞かれるのですが…

  • 各業界の大企業(上位企業)では、学生からのエントリー数が1万人以上あります。しかし、これを担当する企業の人事部の採用担当者は、大企業であっても数名しかいません。
  • そのため全てのエントリーに目を通すことは不可能です。大学生の頑張りを可視化するには、TOEICスコアや大学名しかありません。そのため、学歴フィルターが完全になくなることは難しいのが現状です。
  • しかしここ数年で大企業にも人材の流動性が重要です性が浸透し、終身雇用の意識が急速に薄れつつあります。

その結果、人材の多様性やコミュニケーション能力が重視される傾向が強まり、中堅大学にも門戸が広がり始めています。チャンスを掴むことができる時代とも言えますね

 

森ビルの過去6年間の採用実績からわかるランク別大学群の内定実績

 

Aランク(最難関大学/偏差値65以上相当)

森ビルは以下の最難関大学から多くの採用を行っています。

  採用あり
私立大学 早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学、国際基督教大学
国公立大学 東京大学、京都大学、東京科学大学(東京工業大学)、一橋大学、北海道大学、東北大学、名古屋大学、大阪大学、神戸大学、九州大学

 

 

Bランク(難関大学/偏差値60相当)

次に難関大学からの採用実績も多く見られます。

  採用あり
私立大学 明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学、 同志社大学、立命館大学
国公立大学 筑波大学、横浜国立大学、千葉大学、お茶の水女子大学、東京都立大学、東京藝術大学

 

 

Cランク(中堅大学 ※準難関/偏差値55相当)

中堅大学(準難関)からも一部の採用が行われていますが、四工大学のみ採用されていますので、理系の技術職だと推測できます。

森ビルはビル管理をしていますので、施工系の技術職の採用があります。

  採用あり
私立大学 芝浦工業大学、東京電機大学、東京都市大学、工学院大学
国公立大学 該当なし

 

 

Dランク(中堅大学/偏差値50相当)

中堅大学からの採用は少数ですが、日本大学、神奈川大学からも採用があります。

  採用あり
私立大学 日本大学、神奈川大学
国公立大学 該当なし

 

 

Eランク(中堅から1ランク下の大学/偏差値45相当)

Eランクの大学からの採用実績はありません。

  採用あり
私立大学 該当なし

 

 

Fランク(偏差値45未満相当)

Fランクの大学からの採用実績はありません。

  採用あり
私立大学 該当なし

 

以上からわかる通り、森ビルの新卒採用において、最難関大学(Aランク)および難関大学(Bランク)からの採用が大多数を占めています。中堅大学(Cランク・Dランク)からも一部の採用が見られますが、Eランク以下の大学からの採用実績はありません。この結果から、森ビルの採用基準は高いことがうかがえます。

 

ランク別内定の内訳は下の図のようになります。

森ビル ランク別内定内訳

 

森ビルのランク別内定の内訳はAランク(最難関大学/偏差値65以上相当)が44%、Bランク(難関大学/偏差値60相当)が38%、Cランク(中堅大学 ※準難関/偏差値55相当)が12%、Dランク(中堅大学/偏差値50相当)が6%、Eランク(偏差値45相当)とFランク(偏差値45未満相当)が0%となっています。

 

就職活動中の学生にとって、森ビルは都市再開発や街づくりに携わる魅力的な企業です。特に、都市の発展に貢献したいという意欲を持つ学生にとっては、挑戦する価値のある企業と言えるでしょう。

 

また、森ビルでは海外大学も採用実績があります。以下、最近の採用実績大学を年度ごとにまとめましたのでご覧ください。

 

 

森ビルでの年度ごとの採用大学

 

ここでは各年度ごとの採用大学の詳細をまとめました。2024年と2025年は総合職のみの実績となります。

 

2025年4月入社採用大学実績(総合職のみ)

文系 大学院
大学 東京大学、早稲田大学、慶應義塾大学、一橋大学、明治大学、横浜国立大学、青山学院大学、法政大学
理系 大学院 東京大学、東京科学大学、東北大学、京都大学、九州大学、早稲田大学、慶應義塾大学、大阪大学、横浜国立大学、中央大学、法政大学、芝浦工業大学
大学

(採用人数順)

 

2024年4月入社採用大学実績(総合職のみ)

文系 大学院
大学 早稲田大学、慶應義塾大学、東京大学、東北大学、一橋大学、上智大学、立教大学、法政大学、同志社大学、国際基督教大学
理系 大学院 東京工業大学、東京大学、京都大学、東北大学、名古屋大学、東京都立大学、筑波大学、慶應義塾大学、中央大学、芝浦工業大学
大学

(採用人数順)

 

2023年4月入社採用大学実績

文系 大学院
大学 東京大学、早稲田大学、慶應義塾大学、立教大学、中央大学、京都大学、一橋大学、北海道大学、明治大学、青山学院大学
理系 大学院 東京大学、京都大学、東北大学、名古屋大学、横浜国立大学、神戸大学、慶應義塾大学、東京理科大学、明治大学、法政大学
大学 東京工業大学、日本大学、神奈川大学、東京都市大学、工学院大学

(採用人数順)

 

2022年4月入社採用大学実績

文系 大学院
大学 慶應義塾大学、早稲田大学、北海道大学、上智大学、立教大学
理系 大学院 東京大学、京都大学、東京工業大学、東北大学、神戸大学、慶應義塾大学、早稲田大学、東京理科大学、明治大学
大学 東京電機大学、工学院大学、法政大学、お茶の水女子大学、群馬大学

(採用人数順)

 

2021年4月入社採用大学実績

文系 大学院 慶應義塾大学
大学 早稲田大学、東京大学、慶應義塾大学、上智大学、同志社大学、青山学院大学、法政大学、立命館大学
理系 大学院 東京工業大学、九州大学、東京大学、神戸大学、東京藝術大学、芝浦工業大学、東京理科大学
大学 東京電機大学、神奈川大学

(採用人数順)

 

2020年4月入社採用大学実績

文系 大学院
大学 慶應義塾大学、東京大学、早稲田大学、同志社大学、上智大学、青山学院大学、法政大学、立教大学、ブリティッシュコロンビア大学
理系 大学院 京都大学、名古屋大学、慶應義塾大学、上智大学、千葉大学、早稲田大学、筑波大学、東京大学、明治大学
大学 工学院大学、大阪大学、東京工業大学、芝浦工業大学、神奈川大学

(採用人数順)

 

 

 

森ビルの役員が卒業した大学とは?

 

取締役は最終面接の際に面接官として参加します。これは、就職活動を行う学生にとって非常に重要な情報です。取締役の学歴を調べることで、森ビルがどのような学歴の人物を重視しているかを理解する手助けとなります。ここでは、森ビルの取締役の学歴から見える学歴の傾向について考察します。

 

経営陣 学歴情報(2025年4月現在)

 

役職 氏名 卒業大学 卒業学部
代表取締役社長 辻 慎吾 横浜国立大学大学院 工学研究科
取締役 森 佳子
取締役副社長執行役員 森 浩生 東京大学 経済学部
取締役副社長執行役員 北林 幹生 明治大学 経営学部
取締役専務執行役員 小笠原 正彦 東海大学 土木工学部
取締役専務執行役員 北川 清 芝浦工業大学 工学部
取締役専務執行役員 桑原 敬三 中央大学 法学部

 

取締役の学歴傾向

高学歴の取締役が多い

森ビルの取締役は、非常に高学歴な人物が多いことがわかります。以下にその傾向をまとめます。

国立大学および著名私立大学出身者が多い
  • 東京大学(森 浩生取締役副社長執行役員):経済学部出身。
  • 横浜国立大学(辻 慎吾社長):大学院工学研究科修了。
  • 明治大学(北林 幹生取締役副社長執行役員):経営学部出身。
  • 中央大学(桑原 敬三取締役専務執行役員):法学部出身。
工学系および経済・経営・法律系出身者が多い
  • 工学系:辻 慎吾社長(横浜国立大学大学院工学研究科)、北川 清取締役専務執行役員(芝浦工業大学工学部)、小笠原 正彦取締役専務執行役員(東海大学土木工学部)。
  • 経済・経営・法律系:森 浩生取締役副社長執行役員(東京大学経済学部)、北林 幹生取締役副社長執行役員(明治大学経営学部)、桑原 敬三取締役専務執行役員(中央大学法学部)

高度な専門知識を持つ取締役が多い

森ビルの取締役は、多くが高度な専門知識を持っています。例えば、辻 慎吾社長は工学研究科を修了しており、技術的なバックグラウンドを持っています。これにより、都市再開発やビルの設計・管理における高度な専門知識を会社運営に活かしています。

多様な学部出身者がいる

取締役の学歴を見ると、様々な学部出身者がいることがわかります。経済学部、工学部、経営学部、法学部など、多様な専門分野の知識を持つ取締役が揃っているため、多角的な視点から会社運営が行われていると考えられます。

社長について

現在の代表取締役社長は2011年に就任しました。歴代の社長の出身大学は東京大学、一橋大学、横浜国立大学となっており、やはり高学歴であることがわかります。(※旧名称含む)

 

森ビルの取締役は、高学歴であり、多くが国立大学や著名私立大学出身です。また、工学系や経済・経営・法律系の学部出身者が多いことから、技術的な知識と経営的な視点をバランス良く持ち合わせていると言えます。これらの傾向から、森ビルが求める人物像としては、高い学歴と専門知識を持ち、多角的な視点で物事を考えられる人物が重視されると考えられます。

 

 

 

森ビルの採用人数・採用難易度

森ビル株式会社は、日本の主要な都市開発ディベロッパーとして六本木ヒルズや表参道ヒルズなど、東京の象徴的なランドマークを手がけていることで有名です。

森ビルに新卒入社される人は、何名程度いるのでしょうか。

2016年から2025年までの森ビルの新卒採用数のデータを基に、同社の採用数の傾向について考察します。

 

森ビルの新卒採用 内定数の推移

 

本項目では、人気業界かつ就活人気の森ビルへ入社する事の入社難易度を解説します。

 

大卒

修士了

男性計

女性計

新卒採用数

男性

女性

男性

女性

2025年

13 10 21 8 34 18 52 

2024年

11 8 12 2 23 10 33 

2023年

13 12 12 2 25 14 39

2022年

12 9 14 2 26 11 37

2021年

12 7 6 5 18 12 30

2020年

17 9 5 4 22 13 35

2019年

14 11 11 0 25 11 36

2018年

16 6 6 1 22 7 29 

2017年

14 12 8 3 22 15 37

2016年

7 8 11 2 18 10 28

 

過去10年間の平均採用数は35人でした。

 

 

採用数の傾向

安定した採用数

森ビルの新卒採用数は、2016年から2024年までの9年間で大きな変動は見られません。2025年はここ10年間で最も多い採用数で、52人でした。最も少ない年は2016年の28人です。平均して年間35人の新卒を採用しており、安定した採用活動を行っていることがうかがえます。

 

男女比率

ここ10年間の採用データの男女比率は男性が66%、女性が34%と、男性の比率が高い傾向にあります。しかし、女性の採用率は年々増加傾向にあり、特に2025年には女性が18人と過去最高となっています。

 

競合他社との比較

森ビルの女性採用率34%は、競合他社と比較しても遜色ない数値です。以下は主要な不動産業界企業との比較です。

  • 三井不動産:48%
  • 三菱地所:35%
  • 東急不動産:38%
  • 住友不動産:2%
  • ヒューリック不動産:41%
  • 東京建物:33%

この比較からも、森ビルの女性採用率は平均的な範囲内にあり、業界標準に近いことがわかります。特に住友不動産の2%と比較すると、森ビルは女性の活躍を重視していると言えます。

 

 

森ビルの採用戦略

技術系人材の重視

森ビルは都市開発や再開発を手がける企業であるため、技術系の人材を重視していることが採用データからも伺えます。例えば、土木工学や建築学を専攻した新卒者の採用が多いです。これは、都市再開発やビルの設計・建設における高度な技術力を必要とするためです。

 

ダイバーシティの推進

森ビルは、男女比率のバランスを保つことで、職場のダイバーシティを推進しています。女性の採用率が年々増加していることから、女性の活躍を促進する取り組みを行っていることが考えられます。多様な視点を取り入れることで、より創造的な街づくりを実現しようとしています。

 

森ビルの新卒採用数は、2016年から2025年の間で安定しており、年間平均35人を採用しています。男女比率では男性が多いものの、女性の採用率も増加傾向にあり、ダイバーシティを推進しています。技術系人材の重視とともに、女性の活躍を促進することで、より多様な視点を取り入れた街づくりを目指していることがわかります。

 

 

森ビルの従業員数、平均年齢、勤続年数、離職率

 

企業の従業員数、平均年齢、勤続年数、離職率は企業の組織や働き方についての多くの情報を示してくれます。

従業員数により企業の規模感がわかります。大企業の方が良い、とは一概には言えませんが、施設、研修・教育プログラム、福利厚生等は比較的整っています。

平均年齢は業界によっても低い業界と高い業界がありますが、平均年齢が低い企業は一般的には急速に成長している企業などで新卒採用や若手の中途採用を積極的に行っている可能性があります。
その反面、キャリアの途中で離職してしまうケースが多い傾向もあります。

平均年齢が高い企業は長期雇用が一般的で、従業員が定着しやすい環境が安定している可能性があります。また、中途採用や経験者採用を積極的に行っていることも多いです。

勤続年数が長い場合は、社員の満足度が高く昇進やスキルアップの機会が多いことが多いです。また、正社員が多い企業では勤続年数が長くなる傾向があります。
逆に、短い場合は完全実力主義で離職する人が多い可能性があります。

従業員数が増加しており勤続年数が長く離職率が低い場合、企業は安定していて働きやすい職場であることが多いので、就活をする際には参考にしてみてください。

それでは実際に森ビルで働いている人のデータを見てみましょう。

 

森ビルの従業員数と男女比

森ビルの従業員数と男女比は下の図の通りです。

森ビル 従業員の男女比

 

男性が65%、女性が35%と、新卒採用とほぼ同じ割合です。

ただ、森ビルのホームページの「サステナビリティ」を見ると、「ダイバーシティ推進に向けた取り組み」として、女性活躍促進に取り組んでいて、2021年に厚生労働大臣より「えるぼし認定」(女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(「女性活躍推進法」)に基づき、一定基準を満たし、女性の活躍促進に関する状況などが優良な企業に与えられるもの)を受けているようです。

取り組みの継続、そして今後の取り組みにも期待したいですね。

 

従業員の平均年齢

森ビルの従業員の平均年齢は下図の通りです。

森ビル 平均年齢

 

業種によって従業員の平均年齢は変わってきますが、東京商工リサーチの『2020年3月期決算 上場企業1,792社 「従業員平均年齢」調査』によると、2020年3月期決算の上場企業1,792社の平均年齢(中央値)は41.4歳 となっています。

森ビルの従業員の平均年齢は43.5歳ですので、上場企業の平均値を上回っており、従業員が定着しやすい環境が安定している企業といえるでしょう。

 

従業員の平均勤続年数

次に森ビルの従業員の平均勤続年数を見てみましょう。

森ビル 平均勤続年数

 

国税庁の「民間給与実態統計調査」によると、2023年9月時点で日本の企業の平均勤続年数は12.7 年(男性 14.3 年、女性 10.4 年)となっています。

森ビルの平均勤続年数は、男性18.2年、女性11.9年、全体16.0年と、日本企業の平均勤続年数を上回っています。

ここから、昇進やスキルアップの機会が多く社員の満足度が高いことが推測されます。

 

ちなみに、新卒の3年後の離職率は以前5.3%だったのが現在0%となっています。(5.3%も非常に低い数値です.…)ここからも社員満足度が高い働きやすい企業であることが推測されます。

 

 

森ビル社員の声

 

最後に、実際に森ビルで働いている社員のコメントを見てみましょう。入社後、想像と違った‥という事にならないためにも参考にしてください。

 

【企業カルチャー・組織体制】スマートながら、熱量の多い人が多い。こだわりが強い。 風通しは非常に良いと感じる。社員同士のコミュニケーションはとりやすい。外国人籍の社員は少ない。 女性の割合は多い方である。

女性/ 企画運営/在籍3~5年/ 正社員

 

【福利厚生・オフィス環境】普通のオフィス。フレックス勤務もあるが一年目は使えない。通勤手当は全額支給される。家賃補助もあるが条件付きで会社から近ければ多く家賃補助がでる。ヒルズにあるため綺麗。立地上ランチなど高く、あまりコンビニがないイメージがある。

男性/ 施設管理/ 在籍3年未満/ 正社員/ 正社員

 

【働き方(勤務時間・休日休暇・制度)】ワークライフバランスは非常にとりやすい。適度に仕事をして、適度に休息もとれる。会社としては週1と決められているが、個人の事情や部署によっては自由なことが多い。スーパーフレックス制をとっているため、柔軟な働き方が可能。

女性/ 企画運営/在籍3~5年/ 正社員

 

【入社前とのギャップ】入社理由は、総合ディベロッパーで大規模プロジェクトに関わり働きたかったため。執務室内の環境は法令遵守されていて、快適な温度で、備品も什器も整った設備の中で就業できる。 個人情報含め、さまざまな情報が流布する。

女性/ 事務/ 在籍3~5年/ 契約社員

 

【成長・働きがい】新人研修は非常に充実している。資格手当もある。ワクワクする街づくりに関わる方ができる。自分たちがつくったものに対して、目に見える反応が返ってくることがやりがいにつながる。

女性/ 企画運営/ 在籍3~5年/ 正社員

 

※「エンゲージ会社の評判」の一部引用

 

 

まとめ

森ビルの新卒採用は、最難関大学(Aランク)や難関大学(Bランク)出身者が多数を占め、中堅大学(Cランク・Dランク)からも一部の採用がありますが、理系(技術職)採用でした。実際に森ビルの取締役陣も高学歴であり、国立大学や著名私立大学出身者が多く、技術的な知識と経営的な視点をバランス良く持ち合わせています。

2016年から2023年の新卒採用数は安定しており、平均で年間34人が採用されています。男女比では男性が多いものの、女性の採用率は増加傾向にあり、ダイバーシティを推進しています。特に技術系の人材と女性の活躍を促進することで、多様な視点を取り入れた街づくりを目指しています。

 

都市再開発や街づくりに関心があり、高い意欲を持つ学生にとって、森ビルは挑戦する価値のある企業です。

採用ボーダーライン(学歴フィルター)が高いため、中堅大学の方には厳しい戦いとなりますが、Bランク以上の大学の方は積極的にチャレンジしてみてください。

また、理系の技術職志望の方はボーダーラインが下がりDランクからでも採用されていますので積極的に応募をおすすめします。

 

[データ参照・引用元]

  • 森ビルが公表している決算資料
  • 東洋経済社が発行している「会社四季報」「就職四季報」
  • 10年間で培った年100人の採用面接のノウハウ
  • 「エンゲージ会社の評判」

不動産業界の採用大学状況一覧(2024データ最新版)

売上 企業名 平均年収 A(最売上難関) B(難関) C(準難関) D(中堅) E(下位) F(Fラン) 採用数 男性 女性 女性比
1位 三井不動産 1,269万円 13校 10校 2校 - - - 50人 29人 21人 42%
2位 三菱地所 1,246万円 11校 4校 - - - - 40人 26人 14人 35%
3位 東急不動産 1,030万円 14校 15校 3校 1校 - - 34人 21人 13人 38%
4位 住友不動産 713万円 9校 3校 1校 - - - 22人 22人 1人 2%
5位 野村不動産 1,033万円 14校 24校 4校 1校 - - 58人 37人 21人 36%
6位 ヒューリック 1,907万円 10校 5校 - - - - 9人 5人 4人 41%
7位 東京建物 1,023万円 13校 9校 - - - - 24人 16人 8人 33%
8位 平和不動産 1,088万円 - - - - - - - - - -
9位 ダイビル 956万円 - - - - - - - - - -
10位 森ビル 887万円 13校 10校 4校 2校 - - 34人 22人 12人 34%
11位 森トラスト 820万円 11校 9校 2校 - - - 17人 11人 7人 38%
12位 NTT都市開発 993万円 14校 17校 2校 2校 1校 - 27人 14人 13人 48%
13位 日鉄興和不動産 1,110万円 10校 12校 1校 - - - 13人 9人 4人 31%

※採用大学は、2020年以降の実績

※採用数、男女比は2016年以降の平均値


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